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第十四話 止めた責任

作者: 月歌
last update 公開日: 2026-08-16 11:00:00

高瀬メディカルへの部品供給と、追加研究支援の一時停止を決裁してから、まだ一日も経っていなかった。

黒崎怜司は執務机の上に残された報告書を、もう一度開いた。

安全性確認資料の一部に不整合がある。

検証条件と実測値が一致せず、正式な検査が行われたのか疑義が残る――。

患者が実際に装着する義足へつながる開発だ。

安全性に疑いがある状態で供給を続けることはできない。

だから、止めた。

最終決裁欄へ署名したのは怜司自身だった。その責任まで、報告を上げてきた人間へ押しつけるつもりはない。

ただ、資料を読み返すほど、一つの違和感が残った。

書かれているのは、あくまで「疑義」だ。

それなのに報告全体は、読む者を自然に「高瀬が何かを隠した」という結論へ導くように作られている。

怜司は内線へ手を伸ばした。

「一ノ瀬を呼べ」

ほどなくして、一ノ瀬雅人《いちのせ・まさと》が執務室へ入ってきた。

「お呼びでしょう

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無能な旦那 愛人に介入されてても気づかない 会社管理すらできない 5年後後悔懺悔悶絶しながら 遠~くか元妻子を見てれぱいい
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